こんばんは、ナムです。

今日の植物図鑑はポーチュラカです。

種名:ポーチュラカ
学名:Portulaca orelacea cvs
分類:スベリヒユ科、スベリヒユ属
別名:ハナスベリヒユ
形態:多年草
草丈:10cm
開花時期:春から秋
花色:白、赤、黄色、紫
花の直径:2~3cm
用途:庭植え、鉢植え
植え付け場所:日当たりが良く、水はけの良い土
IMG_20151024_224220

IMG_20151024_224433





・特徴
肉厚の葉が地面を這うようにして生長し、日当たりが良ければ毎日、小さくてかわいらしい花を咲かせます。 
草丈が高くならないので、他の植物の根元に植えるといいかもしれません。
種の付きにくい品種多く、増やすとしたらさし木をすることになります。
色は非常に多様で、 多年草であるため、同じ場所に植えても花粉がまじりあい次の年は別の色が咲いてしまうというようなことはありません。(同属の一年草であるマツバボタンは赤と白を植えると次の年は赤ばかりになるそうです。メンデルの優性遺伝が関係しています。)
園芸品種でないポーチュラカは、サラダや炒め物にして食べる文化もあるそうです。

・育て方
日当たりがよく、水はけのよい土に植えます。
日が当たらない場所や曇りの日では花が咲かないので注意しましょう。 
最近では夕方まで咲く品種が多くなっているようですが、午後には花がしぼむ品種の場合、午前中だけ日があたる半日向の場所でもいいでしょう。
横に広がるので、植え付け間隔は20cmくらいがいいでしょう。

・水やり 肥料
水やりは 土の表面が乾いてからで十分です。あまり水を与えすぎると根腐れを起こしてしまいます。
肥料は特に与えなくても育ちますが、開花時期に一か月~二か月に一回化成肥料軽く追肥してあげると良いでしょう。

寒さに弱いので、鉢植えの場合は室内で冬越しをするのが良いです。庭植えの場合は霜に当たらないように気を付けましょう。それでも寒い地方では、冬を越せないかもしれません。

伸びすぎて見栄えが悪くなるようでしたら、剪定をして自分の好みの長さに調節します。

 
初心者でも育てやすく、色もとってもきれいなのでおすすめです!
お店では周りの大きな花のインパクトに負けてあまり目立ちませんが、見かけたらぜひ手に取ってあげてください。